アロハアイナ:大地への愛

ハワイ島のマウナケア
(白い山という意味だそう)

言わずもがな、原住民や地元住人の聖地だ

その聖なる山頂に

口径30mもの巨大望遠鏡、通称TMTが建設されることが決まってる
(既に小型13mの13基が点在しており、これが14基目になる)


マウナケアは

古代からハワイアン・ネイティブにとって

神聖な場所であり、信仰の対象
(深〜い自然崇拝ね)

また、ハワイ島の地下水源脈でもあるため水質汚染の懸念

山に当たる風が変わることによる気象への影響

(昔は万年雪だったマウナケアが、今では年に数日しか雪が降らないそう)

絶滅に瀕した虫や植物がここでは生息しているなど

TNTの環境への多大な影響が懸念されている・・・


観測天文学と天体物理学の研究に貢献する

というのが建設目的だが・・
(いつもお役人はそうね)

13基が建つまで
毎回これが最後と言われてきたのよね
(裏切り)

TNTはもう許容範囲を超越してることから
2014年に大きな抗議活動が起こり計画は難航

2019年6月20日に
ハワイ国土天然資源省が建設着工を遂に許可し、工事開始へ。

反対派の地元ネイティブたちは

”マウナケア・アクセス・ロード” にて
(プー・フルフルという5合目のエリアの頂上へ続く一本道)
工事機材の持ち込みを阻止しようと体を張ってデモ活動を数人で開始→

それから参加者がどんどん増え (支援物資も後を絶たず)
大規模なキャンプ地にまで発展 
(医療ケア、教師、食堂、洋服支給とすべて揃っているらしい)

デモが一旦収束後も
集まったオハナ(家族)はそこを離れることなく

連日

祈り、唄い、フラを踊って

笑顔で魂と誇りの儀式を行っている
そこに暴力はみじんもない

オーガナイズしてる長老のリーダーシップが素晴らしく
ここに集結する主旨を見失わないよう
夜中にパーティして騒いだり、キャンプ感覚で羽目を外して空気を乱すような
若者を常に収めているのだ

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その結果、現時点では

建設開始を2021年まで延長することが
国土天然資源省にて承認されたばかり
(ということは2年間ずっと運動は続く・・・)

ハワイ住民の魂の叫び 
は、私の心にずしんと響く

ただただ
古代からの残された最後の聖地を守りたいだけ
(ずっと土地を侵略されてきた哀しい歴史)

強く、愛で溢れ
自然と共生し、自然に敬意を払う心豊かな民族

その在り方を見てるだけで
胸が熱くなって仕方がない・・・

なぜマウナケアなのか
ネイティブハワイアンの命の聖地である


他にも同条件の適当な場所はあるであろう 
富士山の山頂に日本人はTMTの建設を許すだろうか?

感じてみてください、あなたも
あなたなりに

アロハ💙 森羅万象

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一期一会 

ハワイ島コナ🌴に1週間滞在し
(今年2度目)

また自然のイルカとスイミングを夢心地で楽しんだ💖 わーい
(この話はまた次回)

ボートは10人乗りで、初めて日本人のツアー会社
キャプテンは本物の陸いるかだった・・・🐬
(それが素晴らしい濃密なサービス)→だからまた今度w

その中に、日本から一人で来ていた青年Y君
(一人参加は珍しくないんだけど・・)

彼もGoPro持ってたし、ボートで隣に座ったので
(しかも日本からレンタルで超お得値段という 👀)

何となくいろいろおしゃべり🗣

で、

ボートから降りたらもう昼過ぎじゃない?

お腹ペコペコで
興奮と疲労状態・・・
私と連れは真っ直ぐに
ハーバー敷地内にある最寄りのレストランへGO 🍔

で、なんとなく彼にも声かけたら (私的には誘って当然みたいな)
即答でジョインすることになったのね

Y君は製薬会社の営業マン
30歳

休暇は海外で
自然探求アドベンチャーを楽しんでるらしく
ハワイ島へは初めてだそう

イルカと泳ぎたくて来たということだった
(同士!)

「世界の行きたい所に自由気ままに、ふらっと一人で行く」

という発想と行動力は実に小気味良く☺️

(自分をよくわかってるという事だから)

どこかとても自分軸が無理なくしっかり立っていて

しなやかに自然体であることがやけに印象的な青年👦🏻

何の恐れも不安もなく

興味に任せ、素直に動いてる感じが 
(ちゃんと守られる理由)

うらやましいやら、微笑ましいやら

旅の途中で

少しくらいトラブルに遭っても
(多分、めちゃあると思う)

あまり動じないような大らかさで一杯なゆとり君よ 😚

島での予定はレンタカーで気ままに

コナ(西側)とヒロ(東)に滞在とだけ決めていたらしい
(それも詳しくは聞いてなかったけど)

ランチの後

じゃあ、もしお互いの予定があったら

キラウエア🌋行き合流しよーねー

と、ラインだけ交換

(キラウエアは去年の噴火の後に閉鎖になり、行ける場所が限られている)

しかもコナからは
なかなかの道のりでドライブが辛い🚗
(街灯ないのよーこの島😅)
更に、めぼしいパックツアーは残念ながら満席

熟年女子二人組は
誰かに頼りたい気持ち満々だったのだなぁ〜、うっしっし

結局、我々の予定がやっとはっきりした時には

彼はヒロ側にさくっと移ってしまっていて
合流はかなわずだった

それからは

時々、お互いの
火山やイルカ、星空の写真とかをポツポツ交換して

な~んとなく
消息だけはw、把握していた感じ


最終日
私の連れも日本へ帰国し

私も6泊ぶりに
民泊から適当なホテルへ移ってひとりになった

6日間、オーシャンフロントの最高の眺めと
居心地の良いアパートに慣れ親しんだ後のホテルってさー

味気なく
人気が多く
がちゃがちゃしていて
眺めも北側の海(ちーん)

夕焼け時に🌄
部屋からは沈む太陽が見えない空しさで・・・
いたたまれずロビーに降り、海沿いで夕日をぽかんと眺めていた

(最後だし、未練たっぷりに色んなスポットでじっくりと。。)

すると・・
背後から小走りに近づく足音

「のり子さん!」

振り向くとY君だった
ぎゃあ~!!😵


お互い飛び上がるほど驚いて
彼も今日が滞在最後で
その日にヒロから戻り
同じホテルに宿泊してることがそこで判明

そして私と全く同じ心境で
そこで夕焼けを見ていたのだという

そうなると、まるで前から約束していたかのように
ふつーに、彼の車で一緒にお土産を買いに出かけ🛍

戻って、ホテルのバーで一緒にご飯を食べた🍹🍔
(一目惚れか! 笑)

翌日のフライト✈️は
彼が2時間ほど早いとだけ聞き(なんとなく・・) 

エレベーターの中で

「じゃあ気をつけて〜」と別れた

翌日、飛行機搭乗前くらいか?
ラインで一言二言のやりとり

「きっとまたどこかで会う気がします 笑」
と彼

ほんとにそうだねーと思ったわ

お互いどこに居ても距離感をあんまり感じない
不思議な関係だったのよ 

(昔 親子?兄弟?夫婦?みたいな・・・)

そんな感じのしぜ〜んな出会いだったのよね


ハワイ島あるあるかな🐬

次に会ったら
また報告するね

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