パブロフさんの発見ここに(も)あり

 
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幼少 (齢4〜5ヶ月までに)の頃、社会化期の大事なトレーニングのひとつに音に慣れさせるというのがある。

 

言わずもがな

 

一般的に犬は大きな騒音に過敏反応し、特に掃除機の音に平気な子はラッキー。

 

昔実家で飼ってたシェルティの親子も掃除機に向かって、親の仇のように歯を剥いて毎回ぎゃん吠え。

騒音立てて動き回る恐ろしい機械から逃げまくりだったなぁ・・・・(^0^;)

 

(ちなみに、そのシェルティは全くトレーニングせずの典型的野放し・親バカ可愛がり・ダメ飼い主の見本でしたねw)

 

なのでブルックは齢2ヶ月で引き取って即座に、掃除機と仲良くの練習も開始。


さてさて。

私が試して

たったの2~3日で即効性を見せた方法は・・・・

 

片手には掃除機のホース。

もう片方には小粒のおやつを一つかみ握り、豆まきのようにおやつの雨を降らせながら掃除するというもの。

片手でおやつ撒き散らかし、片手で掃除とは何という矛盾かとお思いでしょうが、大丈夫!(ちゃんとキレイになるのでね〜。)

 

こうなると単純にもう


掃除機=美味しいおやつ


の図式ができあがり。


ずっと嬉しそうに付いてくる。
 

これを掃除の度、2週間くらい繰り返す。
もちろんスイッチが入ってない状態でも周りやホースの上におやつを盛り、とにかく慣れさせる。

 

これで難なくその後もず〜っとブルックは掃除機と仲良し。


 

というか・・・

 

そこでしかと条件づけした威力というものは、

 

今でも私が掃除してると、ブルッキーが静かにヨダレを出してる事で

歴然・・・・・。

 

あ~、そーだったと思い出しながら、掃除終了でおやつ☆という行事で今も終わる。

 

 

 

 

 

 

 

癌と暮らすダイエット:オーギュー編

 
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療養食は治療や完治目的ではなく、ただ最期の瞬間まで穏やかで無理ない生涯を送れることのみを願い作りました。

素人が無知故に失敗するのは誰もが怖いですよね。

それをなるべく避ける為に、私流にたどり着いた掟は下記でした。

  • 病気の性質をよく知ること。

  • 準備を含め、自分が無理なくできる範囲に留めること。

  • むやみに高価、入手困難な材料やサプリは避けること。

  • 賛否両論の食材はとりあえず排除すること。

暗中模索する中で泣きついた唯一の専門家は、パピー時の掛かり付けでずっとご無沙汰だった近所の獣医とホリスティックのサプリを扱う事で有名なイーストビレッジにあるペットショップ。

 

獣医にはメールで泣きついたらその夜すぐ電話があり、即座に「癌用の手作り食に変えなさい」との仰せ。

レシピはネットで見つかるからと。
一言も病院に治療に来いとは言いませんでした。


今はSNSを含みネットでかなりのお宝情報が共有されてます。営利目的ではなく、一般的な経験談からプロ、研究者までが知識として役立つ情報を提供しているという意味ね。問題は選ぶ作業、リテラシーです。

とにかく完結明瞭、自分が理解しやすい、取り込み易いを軸に情報をまとめ、食材については賛否あるものは極力排除。


ビタミン剤、漢方・薬草に関しては効能と扱いやすさも視野に入れてピック。

そんな手順を経て私のレシピはできていくことに。

無我夢中だったっけ。

何とかガンの進行を遅らせたいの一心。



オーギューと全く同じ症状だけど、

転移がなかったため同じ専門医の元で早期に手術を受け、高額な抗がん剤治療を受けたのに、

オーギューより先に逝ってしまった黒ラブのシャーロット。


オーギューの後に発病後、たった数ヶ月で旅だった近所に住む同じ歳のチャーリー。

同年代の仲間がどんどん先に旅立ち、絶望的だったオーギューがなぜか残りました。

犬の寿命との戦いは理屈ではないです。我が子を思う気持ちは皆同じ。
ならば、


何ができるか、やりたいか?


のみです。

 

 

愛がすべての療養食のススメ:オーギュー編 

 
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先代のオーギュー♀(オーガスト)姫はフロリダ生まれのアメリカンゴールデン。
9歳の時、目前でぐらんと目を剥いて倒れて救急に駆け込み末期癌が発覚。
血管肉腫(Hemangiosarcoma )というゴールデン犬種を蝕むの3大癌(リンパ腫、骨肉腫)のひとつで、完治しない哀しい病気でした。心臓が肥大していて、脾臓にも転移があり、今夜にも心臓破裂の可能性で危ないという診断で私の目の前は一瞬で真っ暗に・・・・

 
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腫瘍の専門医に道中ですぐアポを取り、とにかく出来る治療の模索が始まった。
オーギューの場合、転移があることから手術はもう選択肢になく、キーモ(抗がん剤の化学療法)の提案のみ。その点滴治療がどんなに負担が大きく高額かは人間で周知。私はもう検討もせず、敢えて投薬で可能な範囲の抗がん剤を3ヶ月試し、それも結局は副作用が出て残念。そこからは藁をも掴む思いで、癌の食事療法とホリスティックな漢方薬、ビタミン剤投与を自分で死ぬほど調べ、即座に開始。
結果?

ど〜んどん元気になっちゃって〜w。
周りからは誤診だったのでは?と囁かれるほど・・・失笑。
周囲の健康優良犬の誰よりもハッピーで活発に、それからの約2年間毎日を200%謳歌したのでした。
その奇跡レシピに近日、触れたいと思います。

 

 
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2週間留守にした時の作りおき冷凍用。